あらすじ
Fクラスの代表・坂本雄二は、召喚獣を使ったクラス同士の戦争「試験召喚戦争」で、上位クラスの教室を奪おうと言い出します。点数では勝ち目がない。それでも、作戦とはったりと、ときどき本気の勉強で、Fクラスは格上の相手に挑んでいきます。
読みどころ
章の合間に挟まるテストの珍回答のコーナーが、とにかく笑えます。明久の徹底したバカっぷりと、仲間思いのまっすぐさの組み合わせが気持ちいい。頭を空っぽにして読みたい日にぴったりです。
こんな人に
おすすめしたいのは。くだらなくて楽しい学園ものを読みたい人。
『バカとテストと召喚獣』のアニメは2010年から。略称は「バカテス」です。
向かないかもしれない人
物語性は星3で、筋の深さや緻密な伏線を重んじる人には軽く感じられそうだ。勢いのあるギャグや誇張したキャラクターのノリが苦手な人にも合いにくい。
比べ読み
『生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1』葵せきな
どちらも笑いで引っ張る学園もの。「生徒会の一存」は生徒会室の雑談だけで進み、一話が短いので細切れの時間に向く。「バカとテストと召喚獣」は試験召喚戦争という勝負の筋があり、作戦とはったりの逆転も楽しめる。会話だけでゆるく笑いたい日は「生徒会」、勝負の展開も欲しい日はこちら。
『僕は友達が少ない』平坂読
「僕は友達が少ない」は友達のいない者同士の部活の話で、笑いの中に胸の痛む不器用さがある。「バカテス」は明久のバカっぷりと仲間思いが前に出て、テストの珍回答のコーナーで笑わせる。何も考えずに笑いたいならこちらを先に、少し切なさも混ぜたいなら「はがない」を。星の並びは同じ。








