あらすじ
学のことも、ゆかりにはロボットに見えています。それも、なかなか強そうな型に。人の「部品」や「型」まで、ゆかりには一人ずつ違って見える。学は、そんなゆかりの秘密を知る数少ない相手として、そばで守ろうと決めます。ところが、その見え方に目をつけた人たちが、少しずつ二人のまわりに集まってくる。
読みどころ
入り口は、ちょっと不思議な女の子二人の学園ものです。けれど読み進めるうちに、「人によって世界の見え方が違う」という話が、思いもしなかった大きさまで広がっていく。SFのガイドブック『SFが読みたい!』2010年版の国内篇ベスト10に入った一冊で、ライトノベルの棚から出てきたSFとして名前が挙がります。漫画にもなっていて、イラストの綱島志朗が描いた全3巻があります。
こんな人に
おすすめしたいのは。かわいい表紙のつもりで手に取って、頭をかかえるのが好きな人。
漫画版はイラストと同じ絵で、ゆかりに見えているロボットの姿がそのまま描かれています。小説を読んでから絵で確かめるのも楽しい。








