棚の前で/ミステリの部/黄色い部屋の謎

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棚の前で

『黄色い部屋の謎』創元推理文庫の書影書影:版元ドットコム

黄色い部屋の謎

  • ミステリ
  • 創元推理文庫
  • 分量:ふつう

悲鳴と銃声。扉を破ると令嬢が血を流して倒れていて、部屋には誰もいなかった。

おすすめ度
★★★★★
読みやすさ
★★★★★
物語性
★★★★★
実用度
★★★★★
再読性
★★★★★

おすすめ度は、棚の前でが「まず一冊」としてどのくらい強く勧めるかを示す数字です。物語性・再読性・読みやすさと分量から決めています。

版元
東京創元社
判型
創元推理文庫
刊行
2020年6月
ISBN
9784488108045

あらすじ

語り手は弁護士のサンクレールで、友人のルールタビーユに付き添って事件を追います。現場に乗り込んでくるのは、パリ警視庁の名刑事ラルサン。若い記者とベテランの刑事が、同じ手がかりから別々の答えを組み立てていく。被害者の父スタンガースン博士も、娘と二人で打ち込んできた研究も、どこか秘密を抱えています。

読みどころ

1907年に新聞の付録で連載され、翌年に本になりました。作者は『オペラ座の怪人』のルルーです。ポーやドイルの密室には抜け道があった、自分は抜け道のない部屋を書くという意気込みで書かれたそうで、のちの作家が何度も名前を挙げています。横溝正史の『本陣殺人事件』にも、この本の話が出てきます。

こんな人に

おすすめしたいのは。密室ものの元をたどってみたい人。

日本の密室の型を見比べるなら、有栖川有栖『46番目の密室』を続けて読むと違いがはっきりします。

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