あらすじ
寿命を売った人が自暴自棄になって騒ぎを起こさないよう、店からは見張り役が付きます。クスノキに付いたのは、ミヤギという女性でした。クスノキは死ぬまでにやりたいことを書き出し、高校時代の友人や、子どものころに約束を交わした幼なじみに会いに行こうとします。
読みどころ
もとはネットの掲示板に投稿された『寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。』という小説で、手を入れて題を変え、2013年にメディアワークス文庫から出ました。元の題で漫画にもなっています。自分の値打ちがあまりに安く見積もられたところから話が始まるので、残りの日々をどう使うかが、そのまま自分の値打ちを問い直すことになっていきます。
こんな人に
おすすめしたいのは。自分には大した値打ちがないと、つい考えてしまう夜がある人。
限られた時間をめぐる話を、もっと明るい調子で読みたくなったら『君の膵臓をたべたい』があります。








