棚の前で/ミステリの部/乱反射

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棚の前で

『乱反射』朝日文庫の書影書影:版元ドットコム

乱反射

  • ミステリ
  • 朝日文庫
  • 分量:厚い

二歳の子どもが死んだ。誰も罪に問われないが、全員が少しずつ関わっていた。

おすすめ度
★★★★★
読みやすさ
★★★★★
物語性
★★★★★
実用度
★★★★★
再読性
★★★★★

おすすめ度は、棚の前でが「まず一冊」としてどのくらい強く勧めるかを示す数字です。物語性・再読性・読みやすさと分量から決めています。

版元
朝日新聞出版
判型
朝日文庫
刊行
2011年11月
ISBN
9784022646385

あらすじ

前半では、事故に関わることになる人々の日常が順番に描かれます。犬の糞を片付けない人、診察を面倒がる医師、報告を怠る職員。誰も悪意を持っていません。後半で、それらが一本の線につながります。

読みどころ

加害者のいない事件をどう裁くのかを正面から扱った作品です。読後感は重いですが、日常の判断について考えさせられます。

こんな人に

おすすめしたいのは。社会派の重いミステリを読みたい人。

同じ作者の『慟哭』はデビュー作として知られています。

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