あらすじ
ところが同じ日の放課後、四季が出会ったのは、秋玻とはまるで様子のちがう、そそっかしくて気の弱い女の子でした。名前は春珂。秋玻と春珂は、一つの体を分け合う二つの人格だったのです。二人はおよそ二時間ごとに入れ替わり、記憶は共有されないので、スマホのメモでやりとりしています。まわりにばれないよう秋玻のふりをする春珂を見て、四季は二人の秘密を守る手伝いを申し出ます。
読みどころ
イラストを描いているのはHitenで、2018年に1巻が出て、翌年版のライトノベルの年間ランキング本では、文庫の新作のなかで3位に選ばれました。漫画にもなり、シリーズは全9巻です。いくつもの自分を使い分ける少年と、二つの人格を持つ少女。一人の人を好きになるとはどういうことかを、この組み合わせだからこそ考えさせる恋愛小説です。
こんな人に
おすすめしたいのは。相手によって自分のキャラが変わることに、疲れている人。
人の心のゆらぎを少し不思議な設定で描いた青春ものでは、『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』も近い読み心地です。








