棚の前で/青春の部/しずかな日々

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棚の前で

『しずかな日々』講談社文庫の書影書影:版元ドットコム

しずかな日々

  • 青春
  • 講談社文庫
  • 分量:軽い

小学5年の夏休み、おじいさんの古い家で暮らすことになった。

おすすめ度
★★★★★
読みやすさ
★★★★★
物語性
★★★★★
実用度
★★★★★
再読性
★★★★★

おすすめ度は、棚の前でが「まず一冊」としてどのくらい強く勧めるかを示す数字です。物語性・再読性・読みやすさと分量から決めています。

版元
講談社
判型
講談社文庫
刊行
2010年6月
ISBN
9784062766777

あらすじ

声をかけてきたのは、クラスの人気者の押野でした。空き地の草野球に誘われ、光輝の毎日は急に色がついていきます。ところが母親が、新しい仕事のために引っ越すと言い出す。転校はしたくない。光輝が初めて母親に「いやだ」と伝えたことで、夏休みから、近くに住むおじいさんの家で暮らすことになります。

読みどころ

大きな事件は起きません。友だちと野球をして、おじいさんの家に帰って、ごはんを食べる。その何でもない夏の毎日が、光輝にとってどれほど大きかったかが、静かな文章で積み上がっていく。第45回野間児童文芸賞と第23回坪田譲治文学賞をとりました。児童文学の賞ですが、大人が読んで刺さる本です。

こんな人に

おすすめしたいのは。小学生のころの夏休みを、ときどき思い出す人。

重松清の『きみの友だち』も、学校の中の小さな人間関係を丁寧に書いた本です。続けて読むと、子ども時代の手ざわりが戻ってきます。

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