棚の前で/ラノベの部/少女不十分

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棚の前で

『少女不十分』講談社文庫の書影書影:版元ドットコム

少女不十分

  • ラノベ
  • 講談社文庫
  • 分量:軽い

30歳の小説家が、20歳のころ一人の小学生の少女に閉じこめられた一週間のことを語りはじめる。

おすすめ度
★★★★★
読みやすさ
★★★★★
物語性
★★★★★
実用度
★★★★★
再読性
★★★★★

おすすめ度は、棚の前でが「まず一冊」としてどのくらい強く勧めるかを示す数字です。物語性・再読性・読みやすさと分量から決めています。

版元
講談社
判型
講談社文庫
刊行
2015年11月
ISBN
9784062932462

あらすじ

その子は、自分を見ていた「僕」に気づいていました。数日後、「僕」は自転車ごと倒され、気を失っている間に鍵と学生証を取られます。家に帰ると、その少女が待っていた。そこから、少女Uの家の一室に閉じこめられる七日間が始まります。話は事件の筋だけでなく、なぜ今これを書くのかという「僕」の語りを何度もはさみながら進みます。

読みどころ

2011年に講談社ノベルスから出て、2015年に講談社文庫に入りました。シリーズものの多い作者には珍しい一冊きりの小説で、語り手と作者が重なって読める書き方から、半自伝的な小説として語られることがあります。2015年から2016年にかけて、はっとりみつるの作画で漫画にもなりました。

こんな人に

おすすめしたいのは。物語がなぜ人に必要なのかを、物語の形で考えてみたい人。

語り手の思いこみに読む側が付き合わされる小説なら『儚い羊たちの祝宴』があります。

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