棚の前で/ホラーの部/仄暗い水の底から

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棚の前で

『仄暗い水の底から』角川ホラー文庫の書影書影:版元ドットコム

仄暗い水の底から

  • ホラー
  • 角川ホラー文庫
  • 分量:ふつう

東京湾とその水辺を舞台に、水にまつわる怖さを集めた七つの短編。

おすすめ度
★★★★★
読みやすさ
★★★★★
物語性
★★★★★
実用度
★★★★★
再読性
★★★★★

おすすめ度は、棚の前でが「まず一冊」としてどのくらい強く勧めるかを示す数字です。物語性・再読性・読みやすさと分量から決めています。

版元
KADOKAWA
判型
角川ホラー文庫
刊行
2025年11月
ISBN
9784041167724

あらすじ

いちばん知られているのは、最初の「浮遊する水」です。夫と別れた淑美は、5歳の娘の郁子を連れて、港区の埋立地に建つマンションへ越してきます。ほかに子どもはいないはずの建物の屋上で、二人はおもちゃの詰まった赤いバッグを見つけます。その日から、水道の水の味をはじめ、母と娘のまわりで妙なことが起きはじめます。

読みどころ

単行本は1996年に角川書店から出ました。この版は2025年の角川ホラー文庫です。「浮遊する水」は2002年に中田秀夫監督で映画になり、2005年にはハリウッドで『ダーク・ウォーター』として作り直されています。化け物が襲ってくる怖さではなく、水がしみ出す、たまる、濁るといった身近なことが、だんだん気味悪く見えてくる怖さです。

こんな人に

おすすめしたいのは。『リング』の作者が書いた、もっと静かな怖さを読んでみたい人。

住まいにまつわる怖さを記録の形で追うなら『残穢』があります。

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