あらすじ
やらせだったのか、それとも何かの筋道があったのか。三島は決勝で出た問題を一問ずつ振り返り、本庄の経歴や過去の出演、まわりの人の話を集めていきます。早押しのボタンを押すまでの一瞬に、クイズの人が何を考えているかが、一問ごとに細かく語られていきます。
読みどころ
単行本は2022年に朝日新聞出版から出て、日本推理作家協会賞を受けました。2025年の朝日文庫版には、書き下ろしの短編「僕のクイズ」が加わっています。2026年には中村倫也主演で映画になりました。人が死ぬ事件は起きませんが、ありえないように見える出来事を、手がかりを並べて理屈で解いていくところは、謎解きの小説そのものです。
こんな人に
おすすめしたいのは。テレビのクイズ番組で、早押しの速さに首をかしげたことがある人。
同じ作者が書いた、管理された理想都市の話なら『ユートロニカのこちら側』があります。









