あらすじ
捕り手は宿主の体を力ずくで動かすことはできません。そこでまず、ボブに自分のことを知らせる方法を考えます。眠っている間に手を動かして字を書かせたり、目の中に文字を浮かべたり。ボブの協力を得てからは、二人で話し合いながら、逃げた犯人がどの人の体に隠れているのかを、理詰めで絞りこんでいきます。宿主の傷をふさいだり病気を防いだりする代わりに、宿主から栄養をもらう、という共生の仕組みも話の鍵になります。
読みどころ
原著は1950年。人の体に入る宇宙生物と人間が組む話の、早い例として知られる古典です。撃ち合いや追跡ではなく、誰が犯人かを手がかりから考えるミステリの形で進みます。続編に『一千億の針』があります。
こんな人に
おすすめしたいのは。探偵が謎を詰めていく話が好きで、SFも読んでみたい人。
科学の手がかりで謎を解いていくSFなら『星を継ぐもの』があります。








