あらすじ
ディスボードでは「十の盟約」によって、争いはすべてゲームで決着をつけることになっています。十六の種族の中で最弱とされる人類種は、ゲームに負け続けて国を一つ残すのみ。空と白は、滅びかけた人類の国エルキアの王の座をかけたゲームに挑みます。
読みどころ
空のはったりと、白の計算能力。二人そろって初めて無敵になる兄妹の掛け合いが楽しい。ルールの穴を突く逆転劇が次々に決まり、読んでいて爽快です。作者自身がイラストも描いていて、本のデザインまで含めて一つの作品になっています。
こんな人に
おすすめしたいのは。ゲームの駆け引きや、逆転劇が好きな人。
アニメ版の『ノーゲーム・ノーライフ1』は2014年の放送。2017年には過去の時代を描いた劇場版も公開されています。
向かないかもしれない人
ゲームの勝敗と兄妹の掛け合いが中心で、実用度は星1つ。読んで役立つ知識や、現実に地続きの悩みを扱う話を探している人には手ごたえが薄いかもしれません。
比べ読み
『ようこそ実力至上主義の教室へ』衣笠彰梧
どちらもルールの穴を突いて勝つ頭脳戦で、星の並びも同じです。こちらは異世界のゲームで兄妹が組んで逆転する明るさが前に出て、『ようこそ実力至上主義の教室へ』は現実の学校の仕組みが舞台。主人公の考えが読めない不気味さが引きになります。からっと楽しみたい日はこちらから。
『スパイ教室01 《花園》のリリィ』竹町
駆け引きの爽快さを味わうならこちら、物語の見え方がひっくり返る驚きを求めるなら『スパイ教室01』。あちらは落ちこぼれの少女七人の訓練がコミカルに続き、終盤に叙述トリックに近い仕掛けが待つ。ライトノベルに慣れていない人は、スパイ教室を先にするのもいい選び方です。








