あらすじ
島の高校は生徒も教員もごくわずかで、誰が何をしているかはすぐに知れ渡ります。診療所には急な患者も運ばれてきて、有人はそのたびに人の生き死にの近くへ引き出される。島の人たちは過去を詮索しないかわり、距離の取り方に遠慮がありません。
読みどころ
加害の側にも被害の側にも置ききれない気持ちを、時間をかけて扱います。作者は北海道の生まれで、医療の現場を題材にした作品を多く書いてきた書き手です。
こんな人に
おすすめしたいのは。人間関係でつまずいた覚えのある人。
同じ作者の『向かい風で飛べ!』は、北国の競技を題材にした青春ものです。









