棚の前で/SFの部/鋼鉄都市

PR本ページのリンクにはアフィリエイトが含まれます。

棚の前で

『鋼鉄都市』ハヤカワ文庫SFの書影書影:版元ドットコム

鋼鉄都市

  • SF
  • ハヤカワ文庫SF
  • 分量:ふつう

ロボット嫌いの刑事が、人間そっくりのロボットと組んで殺人事件を捜査する。

おすすめ度
★★★★★
読みやすさ
★★★★★
物語性
★★★★★
実用度
★★★★★
再読性
★★★★★

おすすめ度は、棚の前でが「まず一冊」としてどのくらい強く勧めるかを示す数字です。物語性・再読性・読みやすさと分量から決めています。

版元
早川書房
判型
ハヤカワ文庫SF
刊行
2011年3月
ISBN
9784150103361

あらすじ

三原則があるためロボットは人を殺せない——その制約が、そのまま推理の枠になります。人口過密の都市の描写、食料事情、ロボットに仕事を奪われる不安など、社会の側の設定も細かい。

読みどころ

SFと本格ミステリを両立させた早い例として知られています。1954年の作品ですが、職を奪われる恐怖の描き方は今のほうが読みやすいかもしれません。

こんな人に

おすすめしたいのは。SFとミステリを同時に楽しみたい人。

続編は『はだかの太陽』。同じ作者の短編集に『われはロボット』があります。

向かないかもしれない人

1954年の作品なので、都市や技術の描写に古さを感じると入り込みにくいかもしれません。ロボット三原則という制約の理屈を追うのが面倒な人にも向きにくい作りです。

比べ読み

『華氏451度〔新訳版〕』Ray Bradbury

同じ1950年代の作品として『華氏451度』と並べられる。あちらは本を燃やす未来社会の怖さが軸で、考えることを面倒がる人々の姿が今に近い。こちらはロボット三原則を推理の枠にした刑事もので、謎解きの筋がはっきりしている。ミステリの骨格が欲しいならこちらを先に。

『BEATLESS』長谷敏司

人とロボットの関係を扱う『BEATLESS』は厚い長編で、人の理解を超えた知能を道具として書ききる。こちらは人間そっくりのロボットと刑事が組む捜査もので、分量も抑えめ。速い展開の長編に浸るなら向こう、古典の組み立てを味わうならこちらから。

stock

『鋼鉄都市』の在庫状況

耳で聴く・読み放題で読む

  • Audible

    プロの朗読で聴くサービス。通勤や家事のあいだに一冊ぶん進みます。

    無料体験を見る
  • Kindle Unlimited

    対象の電子書籍が読み放題。気になった本をその場で開けます。

    無料体験を見る

PR本ページのリンクにはアフィリエイトが含まれます。