あらすじ
語り手はアクセルです。彼は最初からこの旅を疑っていて、家に残した恋人グラウベンのことばかり考えている。一方の教授は短気で、一度決めたら引かない人。アイスランドで雇った案内人ハンスは、何が起きても顔色を変えません。三人は火口を降り、地下の海や巨大なキノコの森、太古の生き物に出会います。
読みどころ
1864年の作品で、『驚異の旅』シリーズの三作目にあたります。怖がりの甥の目で書かれているので、読む側も同じ高さで暗い穴をのぞくことになる。道を間違えて水が尽きかけ、アクセルは命を落としかけます。行きたくない甥と、引かない伯父。どちらの言い分も分かるのが面白い。鉱物や地層の説明はわりと多めです。
こんな人に
おすすめしたいのは。子どものころに名前だけ聞いた冒険小説を、ちゃんと読んでみたい人。
同じ作者の『海底二万里』は、こちらより長く、海の生き物の記述が細かい本です。









