棚の前で/SFの部/地底旅行

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棚の前で

『地底旅行』岩波少年文庫の書影書影:版元ドットコム

地底旅行

  • SF
  • 岩波少年文庫
  • 分量:厚い

古本にはさまっていた暗号は、地球の中心への道順だった。伯父は行くと言い、甥は行きたくない。

おすすめ度
★★★★★
読みやすさ
★★★★★
物語性
★★★★★
実用度
★★★★★
再読性
★★★★★

おすすめ度は、棚の前でが「まず一冊」としてどのくらい強く勧めるかを示す数字です。物語性・再読性・読みやすさと分量から決めています。

版元
岩波書店
判型
岩波少年文庫
刊行
2018年11月
ISBN
9784001146189

あらすじ

語り手はアクセルです。彼は最初からこの旅を疑っていて、家に残した恋人グラウベンのことばかり考えている。一方の教授は短気で、一度決めたら引かない人。アイスランドで雇った案内人ハンスは、何が起きても顔色を変えません。三人は火口を降り、地下の海や巨大なキノコの森、太古の生き物に出会います。

読みどころ

1864年の作品で、『驚異の旅』シリーズの三作目にあたります。怖がりの甥の目で書かれているので、読む側も同じ高さで暗い穴をのぞくことになる。道を間違えて水が尽きかけ、アクセルは命を落としかけます。行きたくない甥と、引かない伯父。どちらの言い分も分かるのが面白い。鉱物や地層の説明はわりと多めです。

こんな人に

おすすめしたいのは。子どものころに名前だけ聞いた冒険小説を、ちゃんと読んでみたい人。

同じ作者の『海底二万里』は、こちらより長く、海の生き物の記述が細かい本です。

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