あらすじ
ある日マックスは、木星へロケットを送る計画を公約に掲げて上院議員選挙に出る女性、エレン・ギャラハーを知ります。彼女を当選させれば、止まっていた計画が動きだすかもしれない。マックスは選挙を手伝いはじめ、ロケットを飛ばすために、政治やお金の工面という地上の仕事に飛びこんでいきます。
読みどころ
原著は1953年に出た長編です。書かれた時点から見て40年あまり先の未来を描いています。宇宙船の仕組みより、年を取っても夢を捨てられない人間の焦りと情熱のほうに重心がある小説です。訳は田中融二で、ハヤカワ文庫SFの新版として2008年に出ました。
こんな人に
おすすめしたいのは。あきらめたはずの夢を、まだどこかで引きずっている人。
宇宙へ行く話を、技術の側から読みたくなったら『火星の人』があります。








