棚の前で/ミステリの部/硝子のハンマー

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棚の前で

『硝子のハンマー』角川文庫の書影書影:版元ドットコム

硝子のハンマー

  • ミステリ
  • 角川文庫
  • 分量:厚い

監視カメラに誰も映っていないのに、ビルの最上階で社長が殺された。

おすすめ度
★★★★★
読みやすさ
★★★★★
物語性
★★★★★
実用度
★★★★★
再読性
★★★★★

おすすめ度は、棚の前でが「まず一冊」としてどのくらい強く勧めるかを示す数字です。物語性・再読性・読みやすさと分量から決めています。

版元
角川グループパブリッシング
判型
角川文庫
刊行
2007年10月
ISBN
9784041979075

あらすじ

社長室に入れたのは、隣の部屋で仮眠をとっていた専務だけ。専務は逮捕されます。弁護を引き受けた弁護士の青砥純子は、防犯コンサルタントの榎本径に力を借り、本当に専務しか入れなかったのかを確かめていきます。介護ロボットを使ったのでは、窓の外から入ったのでは。思いつく方法を一つずつ試しては、つぶしていく。

読みどころ

第58回日本推理作家協会賞をとった長編で、2012年のドラマ『鍵のかかった部屋』の原作のひとつにもなりました。前半は二人が仮説を立てては壊していく密室の謎解き、後半で話の見え方ががらりと変わる。厚い本ですが、前半の検証の細かさが、後半の読みごたえにそのまま返ってきます。

こんな人に

おすすめしたいのは。「どうやって入ったのか」を一緒に考えるのが好きな人。

青砥と榎本の話はこのあとも続きます。短編集『狐火の家』から読むと、二人の掛け合いがもっと軽く楽しめます。

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