あらすじ
ほかにも、内職の担当者が若い男性に代わってから妙な夢を見るようになった主婦、転職ぐせのある夫が突然カーテンとカーペットの店を始めると言い出すイラストレーターの妻、ロハスにはまった妻と玄米ご飯を小説でからかってしまった作家の話が続きます。どれも事件と呼ぶほどではない出来事に、家族の誰かが本気で振り回されている。読むと笑えて、自分の家のことを少し考えてしまいます。
読みどころ
単行本は2007年に集英社から出て、第20回柴田錬三郎賞をとりました。同じ作者の『空中ブランコ』のような大笑いではなく、家族の中で役割が少しずれたときの、居心地の悪さと可笑しさが中心です。どの話も短く、1話ずつ区切って読めます。
こんな人に
おすすめしたいのは。家族に言えない小さな楽しみを、ひとつは持っている人。
続きは『我が家の問題』『我が家のヒミツ』です。同じように、ふつうの家の小さな事件を集めています。













