棚の前で/ホラーの部/ゴールデンボーイ 恐怖の四季春夏編

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棚の前で

『ゴールデンボーイ 恐怖の四季春夏編』新潮文庫の書影書影:版元ドットコム

ゴールデンボーイ 恐怖の四季春夏編

  • ホラー
  • 新潮文庫
  • 分量:厚い

優等生の少年が、近所に隠れ住む元ナチス将校の正体に気づく。そこから始まる共犯関係。

おすすめ度
★★★★★
読みやすさ
★★★★★
物語性
★★★★★
実用度
★★★★★
再読性
★★★★★

おすすめ度は、棚の前でが「まず一冊」としてどのくらい強く勧めるかを示す数字です。物語性・再読性・読みやすさと分量から決めています。

版元
新潮社
判型
新潮文庫
刊行
1988年3月
ISBN
9784102193129

あらすじ

併録の「刑務所のリタ・ヘイワース」は、無実を訴える受刑者と彼を見守る囚人の物語で、映画『ショーシャンクの空に』の原作です。どちらも超自然的な要素はありません。

読みどころ

キングの作品の中でも、人間の悪だけを扱った二編が入っています。ホラーが苦手な人にも勧めやすい一冊。

こんな人に

おすすめしたいのは。『ショーシャンクの空に』の原作を読みたい人。

対になる巻が『スタンド・バイ・ミー 恐怖の四季秋冬編』です。

向かないかもしれない人

表題作は少年と元ナチス将校の共犯関係が軸で、人間の悪を正面から扱います。厚めの本なので、短時間で読める軽いホラーや、幽霊の怖さを求める人には向きません。

比べ読み

『20世紀の幽霊たち』ジョー・ヒル

ジョー・ヒルの『20世紀の幽霊たち』は幽霊や奇妙な少年が出る十五編で、どの編から開いても外れの少ない作品集。こちらは超自然の要素がなく、人間の悪だけを扱う二編です。幽霊ものが苦手な人はゴールデンボーイ、短い話を拾い読みしたい日は20世紀の幽霊たちが合います。

『ユリゴコロ』沼田まほかる

どちらも人を傷つける側の内面に踏み込みます。『ユリゴコロ』はノートに綴られた殺人者の告白を読まされ続ける形で、後半になると構図が一変する。こちらは少年と元ナチス将校の共犯関係に、映画『ショーシャンクの空に』のもとになった一編を併録。厚めの本で腰を据えたい時はこちらを。

stock

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