あらすじ
併録の「刑務所のリタ・ヘイワース」は、無実を訴える受刑者と彼を見守る囚人の物語で、映画『ショーシャンクの空に』の原作です。どちらも超自然的な要素はありません。
読みどころ
キングの作品の中でも、人間の悪だけを扱った二編が入っています。ホラーが苦手な人にも勧めやすい一冊。
こんな人に
おすすめしたいのは。『ショーシャンクの空に』の原作を読みたい人。
対になる巻が『スタンド・バイ・ミー 恐怖の四季秋冬編』です。
向かないかもしれない人
表題作は少年と元ナチス将校の共犯関係が軸で、人間の悪を正面から扱います。厚めの本なので、短時間で読める軽いホラーや、幽霊の怖さを求める人には向きません。
比べ読み
『20世紀の幽霊たち』ジョー・ヒル
ジョー・ヒルの『20世紀の幽霊たち』は幽霊や奇妙な少年が出る十五編で、どの編から開いても外れの少ない作品集。こちらは超自然の要素がなく、人間の悪だけを扱う二編です。幽霊ものが苦手な人はゴールデンボーイ、短い話を拾い読みしたい日は20世紀の幽霊たちが合います。
『ユリゴコロ』沼田まほかる
どちらも人を傷つける側の内面に踏み込みます。『ユリゴコロ』はノートに綴られた殺人者の告白を読まされ続ける形で、後半になると構図が一変する。こちらは少年と元ナチス将校の共犯関係に、映画『ショーシャンクの空に』のもとになった一編を併録。厚めの本で腰を据えたい時はこちらを。










