棚の前で/ホラーの部/スタンド・バイ・ミー 恐怖の四季秋冬編

PR本ページのリンクにはアフィリエイトが含まれます。

棚の前で

『スタンド・バイ・ミー 恐怖の四季秋冬編』新潮文庫の書影書影:版元ドットコム

スタンド・バイ・ミー 恐怖の四季秋冬編

  • ホラー
  • 新潮文庫
  • 分量:ふつう

線路を歩いて死体を見に行く。十二歳の四人の、ひと夏の旅。

おすすめ度
★★★★★
読みやすさ
★★★★★
物語性
★★★★★
実用度
★★★★★
再読性
★★★★★

おすすめ度は、棚の前でが「まず一冊」としてどのくらい強く勧めるかを示す数字です。物語性・再読性・読みやすさと分量から決めています。

版元
新潮社
判型
新潮文庫
刊行
1987年3月
ISBN
9784102193051

あらすじ

併録は「マンハッタンの奇譚クラブ」。表題作では、家庭の事情を抱えた四人が、それぞれの理由で旅に出ます。道中の会話とけんかが物語の大半を占めます。

読みどころ

1986年に映画化され、題名のほうが有名になりました。原作は映画よりも、語り手の現在の孤独に重心がある作品です。

こんな人に

おすすめしたいのは。少年時代を描いた物語が好きな人。

対になる巻が『ゴールデンボーイ 恐怖の四季春夏編』です。

向かないかもしれない人

道中の会話とけんかが大半を占めるため、事件や恐怖の展開で引っ張る話を期待すると拍子抜けしそうです。映画版を先に知る人は、原作の重心の違いに戸惑うかもしれません。

比べ読み

『花まんま』朱川湊人

少年時代の回想として近いのが『花まんま』。昭和の大阪の下町に少し不思議が混じる短編集で、怖い話と泣ける話の境目にある。こちらは家庭の事情を抱えた四人の道中の会話とけんかが中心で、大人になった語り手の今の孤独が軸になる。不思議の味付けが欲しいなら向こう、等身大の旅を追うならこちら。

『夜市』恒川光太郎

題に恐怖の名を冠しつつ少年の旅を書くこの本と、ホラー大賞作でも異界の静けさと切なさが残る『夜市』。あちらは軽い分量で異界の市場に迷い込む話。こちらは線路を歩く十二歳の旅を、大人になった語り手が振り返る。異界に浸るなら向こう、少年時代を思い出したい時はこちらを。

stock

『スタンド・バイ・ミー 恐怖の四季秋冬編』の在庫状況

耳で聴く・読み放題で読む

  • Audible

    プロの朗読で聴くサービス。通勤や家事のあいだに一冊ぶん進みます。

    無料体験を見る
  • Kindle Unlimited

    対象の電子書籍が読み放題。気になった本をその場で開けます。

    無料体験を見る

PR本ページのリンクにはアフィリエイトが含まれます。