あらすじ
舞台は兵庫県の小さな町です。店はほとんどなく、バスは一時間に二本ほど。よそから来た者は目立ち、人づきあいは狭い。父の昔からの友人たちの子どもも同じ夢にうなされていると分かり、やがてその一人が亡くなって、話は一気に切迫していきます。夢に出るものの名が、題にある「ばくうど」です。
読みどころ
『ぼぎわんが、来る』から続く比嘉姉妹シリーズの長編で、ライターの野崎と霊能者の比嘉琴子も出てきます。眠らないわけにはいかない、という逃げ場のなさがいちばん怖い。単行本は2022年に出て、2025年に角川ホラー文庫に入りました。
こんな人に
おすすめしたいのは。夢と現実の境目が崩れていく怖さが好きな人。
シリーズを頭から読むなら『ぼぎわんが、来る』から。この本だけ先に読んでも筋は追えます。












