棚の前で/青春の部/きりこについて

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棚の前で

『きりこについて』角川文庫の書影書影:版元ドットコム

きりこについて

  • 青春
  • 角川文庫
  • 分量:軽い

「きりこはぶすである」。その一行から始まる、少女と黒猫の話。

おすすめ度
★★★★★
読みやすさ
★★★★★
物語性
★★★★★
実用度
★★★★★
再読性
★★★★★

おすすめ度は、棚の前でが「まず一冊」としてどのくらい強く勧めるかを示す数字です。物語性・再読性・読みやすさと分量から決めています。

版元
角川書店
判型
角川文庫
刊行
2011年10月
ISBN
9784043944811

あらすじ

前半はきりこの子ども時代、後半は引きこもった彼女の再生が描かれます。猫の視点が入ることで、人間の美醜の基準が相対化される。大阪弁の地の文が勢いを生みます。

読みどころ

見た目の問題を、慰めではなく理屈で解体するところが強い作品です。短く、読後感は明るい。

こんな人に

おすすめしたいのは。容姿や自己肯定について考えたい人。

同じ作者の『円卓』『ふくわらい』も文庫にあります。

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