棚の前で/青春の部/卵の緒

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棚の前で

『卵の緒』新潮文庫の書影書影:版元ドットコム

卵の緒

  • 青春
  • 新潮文庫
  • 分量:軽い

「ぼくは捨て子だと思う」。そう疑う少年に、母は「あんたはたまごから生まれた」と答える。

おすすめ度
★★★★★
読みやすさ
★★★★★
物語性
★★★★★
実用度
★★★★★
再読性
★★★★★

おすすめ度は、棚の前でが「まず一冊」としてどのくらい強く勧めるかを示す数字です。物語性・再読性・読みやすさと分量から決めています。

版元
新潮社
判型
新潮文庫
刊行
2007年7月
ISBN
9784101297729

あらすじ

併録の「7's blood」も、異母きょうだいの同居を扱った作品です。どちらも家族の形が普通ではありませんが、深刻には書かれません。会話の軽さが物語を進めます。

読みどころ

著者のデビュー作です。家族を、血ではなく日々の積み重ねで定義するという姿勢が、ここから一貫しています。

こんな人に

おすすめしたいのは。短くて温度のある家族小説を読みたい人。

血縁によらない家族を描いた長編に『そして、バトンは渡された』があります。

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