棚の前で/青春の部/せんせい。

PR本ページのリンクにはアフィリエイトが含まれます。

棚の前で

『せんせい。』新潮文庫の書影書影:版元ドットコム

せんせい。

  • 青春
  • 新潮文庫
  • 分量:ふつう

大人になってから思い出す、あの先生のこと。六つの短編。

おすすめ度
★★★★★
読みやすさ
★★★★★
物語性
★★★★★
実用度
★★★★★
再読性
★★★★★

おすすめ度は、棚の前でが「まず一冊」としてどのくらい強く勧めるかを示す数字です。物語性・再読性・読みやすさと分量から決めています。

版元
新潮社
判型
新潮文庫
刊行
2011年7月
ISBN
9784101349275

あらすじ

語り手はいずれも、当時の生徒が大人になった姿です。今の自分の仕事や家庭の問題と、昔の教室の記憶が重なる。教師の側の事情が、後になって見えてくる話もあります。

読みどころ

先生を美化も断罪もせず、ただ思い出すという距離の取り方です。学校を扱った短編集としては、読みやすい部類に入ります。

こんな人に

おすすめしたいのは。学校時代を思い出したい人。

同じ作者の『青い鳥』『きよしこ』も学校が舞台です。

向かないかもしれない人

大きな出来事より、昔の教室を思い出す静かな距離感が中心です。先生が生徒を救う熱いドラマや、白黒のはっきりした結論を求める人には淡く映るかもしれません。

比べ読み

『くちびるに歌を』中田永一

教師と生徒の関係を扱う点で通じますが、視点の位置が違います。『くちびるに歌を』は臨時教師が来た合唱部の今を書き、『せんせい。』は大人になった元生徒が昔の先生を思い出す六つの短編。中学生の目線に寄り添いたいならくちびるに歌を、自分の学校時代を振り返りたいならこちら。

『鹿男あをによし』万城目学

どちらにも教師が出てきます。『鹿男あをによし』は奈良に赴任した教師が鹿の任務に振り回される奇想で、教師としての成長譚にもなっている。こちらは現実の教室の記憶を、美化も断罪もせず思い出す距離感が持ち味。笑いたい気分なら鹿男、静かに思い返したい日はせんせい。を。

stock

『せんせい。』の在庫状況

耳で聴く・読み放題で読む

  • Audible

    プロの朗読で聴くサービス。通勤や家事のあいだに一冊ぶん進みます。

    無料体験を見る
  • Kindle Unlimited

    対象の電子書籍が読み放題。気になった本をその場で開けます。

    無料体験を見る

PR本ページのリンクにはアフィリエイトが含まれます。