棚の前で/ミステリの部/追想五断章

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棚の前で

『追想五断章』集英社文庫の書影書影:版元ドットコム

追想五断章

  • ミステリ
  • 集英社文庫
  • 分量:ふつう

結末の書かれていない五つの小説。依頼人は、亡き父が残したその断片を探している。

おすすめ度
★★★★★
読みやすさ
★★★★★
物語性
★★★★★
実用度
★★★★★
再読性
★★★★★

おすすめ度は、棚の前でが「まず一冊」としてどのくらい強く勧めるかを示す数字です。物語性・再読性・読みやすさと分量から決めています。

版元
集英社
判型
集英社文庫
刊行
2012年4月
ISBN
9784087468182

あらすじ

五つの断章が本文中に丸ごと収録されます。読者は依頼人と同じ材料を手にしたうえで、父が二十年前に関わった事件のことを知っていきます。断章の解釈が、そのまま事件の解釈に直結する。

読みどころ

結末を書かないという形式自体が、事件の核心に直結する構成です。派手さはないが、読み終えてから断章を読み返したくなる作りだ。

こんな人に

おすすめしたいのは。物語の形式に仕掛けがある作品が好きな人。

同じ作者の『儚い羊たちの祝宴』も短編集として評価が高い一冊です。

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