棚の前で/人生の部/常設展示室

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棚の前で

『常設展示室』新潮文庫の書影書影:版元ドットコム

常設展示室

  • 人生
  • 新潮文庫
  • 分量:軽い

企画展の目玉ではなく、いつ行っても同じ壁に掛かっている一枚。そこへ足を運ぶ女性たちの六つの話。

おすすめ度
★★★★★
読みやすさ
★★★★★
物語性
★★★★★
実用度
★★★★★
再読性
★★★★★

おすすめ度は、棚の前でが「まず一冊」としてどのくらい強く勧めるかを示す数字です。物語性・再読性・読みやすさと分量から決めています。

版元
新潮社
判型
新潮文庫
刊行
2021年11月
ISBN
9784101259642

あらすじ

ニューヨークで目の病を告げられる学芸員、認知症の父を抱えた画廊のディレクター、遠い出張先で母の怪我を知らされる女性。ピカソ、フェルメール、ラファエロ、ゴッホ、マティス、東山魁夷と、題材の絵はどれも実在の作品です。一編が短く、寝る前に一話ずつ読める長さです。

読みどころ

絵の解説ではなく、その絵の前で何を思ったかが中心にあります。美術の知識がなくても筋は追えるし、読んだあとで画像を検索したくなる。文庫には上白石萌音さんの解説が付いています。

こんな人に

おすすめしたいのは。美術館に一人で行くのが好きな人。

一枚の絵の真贋を追う長編なら、『楽園のカンヴァス』が同じ作者の代表作にあたる。

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