あらすじ
ニューヨークで目の病を告げられる学芸員、認知症の父を抱えた画廊のディレクター、遠い出張先で母の怪我を知らされる女性。ピカソ、フェルメール、ラファエロ、ゴッホ、マティス、東山魁夷と、題材の絵はどれも実在の作品です。一編が短く、寝る前に一話ずつ読める長さです。
読みどころ
絵の解説ではなく、その絵の前で何を思ったかが中心にあります。美術の知識がなくても筋は追えるし、読んだあとで画像を検索したくなる。文庫には上白石萌音さんの解説が付いています。
こんな人に
おすすめしたいのは。美術館に一人で行くのが好きな人。
一枚の絵の真贋を追う長編なら、『楽園のカンヴァス』が同じ作者の代表作にあたる。













